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給与カットした分だけ社員は手を抜く!?
社員だけで
会社を回す専門プロデューサー
西村博です
ある社長さんと話をしていると
最近、社員にやる気がなくなった感じがする・・・
と悩んでいたから聞いてみると
社員さんがミスをして
全体責任で給与を
8%カットしたらしい
これは一番やったらいけない
給与カットの仕方なんよね
理不尽な理由から
給与を8%カットされたら
理屈の上では
8%分だけ手を抜いて
心の中で折り合いを
つけるようとするんよね
実際に
いくつかの自治体では
窓口での対応が杓子規定になったとか
休日に
ボランティアで地域活動に
参加する職員が減った、という
声が聞かれるんよね
このような形の
モチベーション低下を防ぐには
比較的仕事に支障が出ない形で
何らかの「埋め合わせ」をするといいんよね
ある自治体では
それまで半ば公然と行われていた
サービス残業を徹底的に廃止したところ
私の会社では
年間の休日を
数日増やしたところ
社員さんの
士気が上がり
仕事の効率も上がった
いづれも
理にかなった
合理的な対策と思う
目に見える形で
埋め合わせをするといい
誰しもそうですが
損をさせられたら
必ず埋め合わせをすること
それは
やる気を失わせない鉄則です
この要因は
いずれも不満を表立って
口にしにくい性格のものだということ
そのため
口に出さない代わりに
力の出し惜しみや
うわべだけ従うふりをして
内心では従わないことや
責任放棄、突然の離職といった
水面下での反発や抵抗を引き起こすんよね
それは
目に見えないだけに
とてもやっかいなんよね
それを防ぐには
表面化しない個人が損をしないように
敏感になることです
今日は、ここまで~
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