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社員さんの意識を変える、たった一つの方法~後編~
ほめる人財育成の達人
西村博です
昨日の続きです
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一度
A社長さんは
全社員さんを集めて
話をしたのですが
「時間がない」と
言うぐらいですから
話し合いのために1日会議に割くだけで
その間に仕事がたまってしまう
と反対意見もありました
それもで
A社長は覚悟を決めて
とにかく一度やってみよう!
と社員さんを説得してくれた
そして
課題を発見する日がきて
社員のみなさんに
現在の課題だと思っていることを
出してもらいました
なんと
100個以上の
課題が出てきました
A社長さんも
絶句されていました
大きく集約すると
約40個ぐらいになり
・納期の時間が守れていない
・コミュニケーションがとれてない
・個々において責任がない
などの
課題が
浮き彫りになりました
そのうえで
それぞれの課題を
どのように解決すればいいのか
全員に
アイディアを出してもらいました
この話し合いをする前は
めっちゃ半信半疑で
参加していた社員のみなさんも
真剣な表情になっていました
ここが大事なんです
社長一人だけで
問題課題に向き合ったところで
社員さんは自立はしません
社員さんの一人ひとりが
それぞれの課題を意識して
解決策を真剣に考えるようになると
それだけで
問題の8割は
解決したようなものです
この話し合いの最後に
課題とそれを解決するために
「やることリスト」を作成してもらい
いつまでに実行するのか
日時まで決めてもらいました
次の日から全社員で
各自の課題の解決に乗り出しました
例えば
「納期の時間が守れない」という
課題に対しては
・納期が一目瞭然にわかるように表をつくる
・作業を細分化して、それぞれに締め切りを決める
・1つの作業が終わったら表に印をつける
・工程会議ごとに進捗状況を確認する
これは一部ですが
それまでは
予定通りに進まなかった作業が
スムーズに進行するようになりました
各自の納期を
見える化にして
チェック体制を作っただけで
作業量は変わらないのに
納期に間に合うどころが
作業のムダムラがなくなり
3カ月ぐらい立つと
残業もほぼなくなって
定時で終われるようになりました
職場で何が起こっているのか
見える化にすることにより
みんなが期限内に終わらせるようになり
遅れそうなときは
早めにみんなに伝えるようになりました
ここで凄いと思ったのが
社員のみなさんが時間がなかったのではなく
自分たちが作り出せなかったのが
本当の課題だったと氣づいたことです
それからは
A社長が言わなくても
社員さんだけで
もっと、ここはこうしたほうがいいよね
とか課題が提案されるようになりました
課題をみんなで
話し合いながら解決していく
自走できる組織へと生まれ変わりました
こんな社長さんを
一人でも増やしたい
社長というポジションは
大きな責任を負わないといけない
誰もができるポジションではない
本当に覚悟がある人が社長になっている
だから
そんな社長と一緒に会社を変革していく
私の使命は
社内の人間関係で孤独になり
一人カラ回りしている経営者を救済する
社長が変われば
今回のように
社員も変わるんですね
こんな会社を
一緒に作ってみませんか
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