社員だけで
会社を回す専門プロデューサー
西村博です
企業向けに講演すると社員さんから
目上の人を褒めるときは、どうすればいいんですか?
と質問を受けたことがあります
たしかに
社長や上司から
部下は褒めやすいんですね
目上の人を褒めるときには
質問という形を取りながら
相手に気づかれないように褒めるという
テクニックがあります
社長のネクタイは、どこで買えるんですか?
私も同じものがほしいんです。
と質問することは
おしゃれなネクタイですね
と褒めているのと同じなんですね
表面的には
ただの質問ですが
相手は必ず
その質問のウラにある
「本音」を読み取ってくれます
「私は、あなたを尊敬しています」
「私は、あなたのことが好きです」
「私は、あなたに憧れています」
というニュアンスを感じとってくれます
社長、とても素敵な声をしてますよね。昔、声楽か何かをやっていらっしゃいましたか?
と質問すると、どうですか?
ということを
相手は
ほぼ100%見抜いてくれるはずです
つまり
「いい声ですね」と
褒めなくてもいいわけです
私たちは
相手の言葉をそのまま
文字通りに受け入れてるわけではありません
という推測を行いながら聞いています
質問したときは
みなさんの質問のウラにある意図を
相手は、ほぼ確実に見抜いています
上手な質問をすれば
褒め言葉も不要となります
人を褒めるときに
恥ずかしかったり照れたりする人は
ただ質問してみてください
「素敵な時計ですね」ではなくて
「社長は仕事ができますね」ではなくて
普段は、どのような本を読んで勉強されているんですか?
「お客様に好かれてうらやましいですね」ではなく
このように
質問するだけで
みなさんが相手を
褒めようとしていることは
伝わります
褒めることに抵抗がある人は
この質問をやってみましょう
今日は、ここまで~
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