社員だけで
会社を回す専門プロデューサー
西村博です
ある社長さんと話をしてると
自分自身がすべてにおいて社員さんより
優れていなければいけないと考えている人がいる
この考えの社長さんは
社員さんの育成において
教えたがる傾向があるんよね
「教える」とは
まだまだ仕事が
わからない状態の人に
指導することを言うんよね
いままで
研修をさせて頂いだ中で
A会社の社長さんは
典型的な
「教える」指導をしてました
毎日
訪問活動の報告を1件1件受け
指示を与えて、これは伝えたよね!
これは行ったの?など細かく確認をしてました
良く言えば
面倒見もいい社長さんで
悪く言えば
過干渉しすぎです
どちらにしても
社員さんの自主性は育ちません
実はA会社
5分で済む指導が1時間もかかり
10分で済む指導が
2時間もかかっていたため
毎日残業続きでした
社長さんの中には責任を感じて
「懇切丁寧に教えてあげないといけない」
という人は意外に少なくないのです
ここに3つ落とし穴があります
①「教える」手法では
その社長さん以上の
力量には育たないということ
社長と社員さんを比べたときに
総合的に見れば社長の方が上でしょう
しかし
社員さんが強い部分もあり
優れている部分もあります
これを
奪って取ってしまっているんよね
例えば
プロ野球の世界において
打撃コーチは必ずしも
良い成績を残していたとは限らない
選手の中にはコーチよりも
はるかに良い成績を上げている選手もいます
その選手に
コーチは全部手取り足とり指導するでしょうか?
コーチは
選手の打撃フォームの崩れをチェックし
選手が本来持っている力を引き出すことが役目なんよね
②自分の価値観で教えるので
「粗探し」が始まり信頼を失う
100%教えようとすると
「できてるか」「覚えているか」「実践しているか」の
チェックしますね
これが
「できてまい」「覚えてない」
「やってない」の粗探しに変わる
すると
社長が粗探し状態になると
社員さんは信用してくれてないと感じます
すると
社員さんは社長を信用しなくなります
③社員さんは
自分で考えなくなる
社員さんは
社長が教えてくれるから
自分で考えることを諦めます
社員さんが
社長の指示待ち
社員さんが
考えるべきことまで
社長がすべて答え出していては
作業するにも時間がかかります
これから
さらに社会は厳しくなるでしょう
だから
今のうちに社員さんに
「考える力」を身につけさせなければいけません
また
「教える」指導をするから
社長さんは自分の時間がないのではないでしょうか?
残業が増える一方ではないでしょうか?
そのためにも
社員さんに自発的に
仕事をさせる必要があります
そこで
「ほめる+質問」を使うのです
例えば
ニックネーム | 仕事と家庭円満プロデューサー |
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住所 | 〒779-4701 徳島県三好郡東みよし町加茂1869−11 |
(有)西村自動車HP | https://kobac-higashimiyoshi-red.com |
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