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知ってますか?学習性無力感!
ほめる達人
仕事と家庭円満プロデューサー
西村博です
こんな相談をうけました
うちは躾が厳しくて
最近、子どもの笑顔もなくなり会話も減ってきました
子育てに完璧を
求めてはいけないんよね
私も昔は
「立派な大人に
育てないといけない」と思い
躾は厳しく
大人になってから
失敗させないようにしていた
結果は
子どもたちが委縮して
怒られないように行動するようになった
つまり
親の指示通りに動けば怒られないから
子どもたちはチャレンジはしなくなった
だから
7人育てて、わかったことは
自然に萎縮したり保守的になるのではなく
すべては
経験を学習することによって
生じるものであるということ
こういうのを
学習性無力感というんよね
例えば
家庭においても
理由もなくダメ出しする経験が続くと
何か
行動すればダメ出しされ
「自分の意見が通らない」とか
「間違っているのでは?」と学習するため
自発的な行動がとれなくなる
学校でも
よくある光景なんだけど
年に2~3回授業参観日があると思う
記憶を
たどってほしいんだけど
小学校1年生のときは
先生が「この答えわかる人」って
言った瞬間に全員が「ハイハイ
」と
手を全力であげていたと思う
しかし
小学校4~6年生の
授業参観になると手をあげる人は
ほんの2~3人で決まった子ばかり・・・
いろんな要因はあるが
手をあげていた子どもが
上級生になるにつれて少なくなるのは
手をあげて
間違えたときに
「その答えを間違い!」と言われて
周りから笑われたり
バカにされたりする経験を学習すると
脳が「何をやってもムダ」という考えに
支配されるようになる
どうすれば
学習性無力感から
脱出できるかというと
小さな成功体験を
積み重ねるしかない!
なぜかというと
学習性無力感の原因は
「どれだけ頑張っても失敗した」ところにあるから
だから
「頑張って失敗した」経験よりも
「頑張ったから成功した」経験を増やすしかない
つまり
新しい学習で
前の学習を
上書きすることが必要
結果をほめるのではく
頑張った過程や努力に焦点をあて
ほめてあげることが大切なんよね
「最後まで諦めずに頑張って走ったね」
「TV観るの我慢して勉強頑張ってたもんな!」
「大きな声で発表できたね」
「ピアノが弾けるようになったね」など
この小さな
成功体験や事実を踏まえて
認めてあげたりほめてあげることで
子どもは自信を取り戻していく
子どもは
いろんなこと挑戦しながら
経験し学びながら育っていくもの
よく親は
勘違いするんだけど
失敗=悪
ではないということね
むしろ
「あ~でもない、こ~でもない」と
繰り返しながら強くたくましくなっていく
上手くいかない
経験体験が成長する
大切なキッカケとなるんよね
そして
その頑張りこそ
認めてあげるのが親の役目
子育ての目的は
自立だから手助けは無用ね
親が
完璧を求めれば求めるほど
子どもは親の顔色ばかりを
伺うようになりチャレンジしなくなる
だからね~
もっと肩の力を抜いて
子どもの
育つ力を信じてほしい
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