「ごめん」と言えた社長が強い｜4千万の借金から学んだ“信頼を取り戻す力”

 

 

【信頼を失う瞬間】

「すいません」が言えたら未来は変わった

 

 

 

伊東市の田久保市長が

不信任決議を受けて失職しましたねぇ

 

 

涙ながらに

「一生懸命がんばった。やり切った」と語る姿には

人としての苦悩がにじんでいました

 

 

 

けれど

たった一つの「ウソ」が

その努力をすべて打ち消してしまった

 

 

 

学歴の詐称

「卒業」と「除籍」

紙一重のようでいて

 

 

 

信頼の世界では

天と地の差があるよね

 

 

 

どれだけ頑張っても

根っこにウソがあれば人は離れていく

 

 

 

信頼とは

“誠実な一言”の

積み重ねなんですね

 

 

 

そして思うんです

 

 

 

もし

あの時に「すいません」と

言えていたら

きっと結果は違っていた…

 

 

 

人は

完璧ではありません

誰にでも間違いはある

 

 

 

でも

正直に頭を下げられる人には

もう一度チャンスをあげたくなる

 

 

 

実は

私自身にも

似た経験があります

 

 

 

祖父が作った

4千万の借金を背負い

どうにもならなくなったとき

 

 

 

本当はずっと言えなかった

「もう自分の力では無理や」と！

 

 

 

社長という立場上

「強くあれ」「弱みを見せるな」と

自分を縛りつけていました

 

 

 

家族にも社員さんにも

悩みを打ち明けられなかった

 

 

 

でも

ある日、どうしようもなく海へ身を投げて

奇跡的に助かったとき

 

 

 

何もかも吹っ切れて

「黙っとってごめん。力を貸してほしい」と言った瞬間

止まっていた歯車が動き始めたんです

 

 

 

それはまるで

みんなの心の歯車と

噛み合ったような感覚でした

 

 

 

あのとき

素直に「助けて」と

言えたからこそ今の自分があります

 

 

 

弱さを見せることは

恥ではなく“人とのつながり”を

取り戻すきっかけなんですね

 

 

 

経営も同じです

ミスを隠す会社は崩れ

正直に言える会社は強くなる

 

 

 

だからこそ

社長が最初に見せるべきは“正直さ”です

 

 

 

「報告してくれてありがとう」

その一言が、社員の勇気を育てます

 

 

 

信頼の土台は

“ウソのない空気”の中にしか生まれません

 

 

 

そして

その空気をつくるのが

“ホメる力”です

 

 

 

正直に言えた人を

責めるよりも認めてあげる

 

 

 

「言ってくれてありがとう」

「勇気出したな」

 

 

 

その言葉が

組織の未来を動かします

 

 

 

リーダーの強さとは

弱さを見せる勇気

 

 

 

「ごめん」「ありがとう」から

会社も人生も再び回り始めるのです