「怒りが空気を壊す」
校長パワハラ事件に見る”職場の悪循環”
その電話一本が明日を奪う
島根県で小学校の校長が
休日に1時間以上も教員を電話で叱責し
戒告処分を受けたというニュース

「お前行ってこい!」と
威圧的な口調で指示し
周囲の空気までピリつかせていたそうです
これ
教育現場だけの
話じゃありません
休みの日に
電話やLINEで説教
言葉の刃が飛んだ瞬間
その日は憂鬱に!
次の日
会社に行く足が重くなり
怒っている上司の顔を
思い浮かべて心が沈む

それが続けば
心の健康を損ねてしまいます
20年前の私も
同じことをしていた
実は
私も休みの日に
社員を叱りつけていました

「会社のため」と
正義感のつもりで!
でも翌日
申し訳なさそうな顔で
出社する社員を見て
胸が痛くなったんです
「もしこれが逆だったら、絶対イヤだ」と
怒りは習慣になります
そして最悪なのは
その叱責を周りの社員も
聞いているということ
朝から
空気がどんよりし
社員の顔も暗い
そんな職場から
お客様が受ける”おもてなし”は
温かくありません
怒りの代償
数字が物語る真実
社員を怒っていた時代
悪い噂がどんどん広がっていきました
「あの会社の社長、すごく怖いらしいよ」
「社員がいつも暗い顔してる」
お客様は敏感です!
社員の表情、言葉のトーン
ちょっとした仕草
すべてに会社の空気が現れます
そして
お客様がどんどん減っていきました
リピーターが来なくなり
新規の問い合わせが減り
紹介が途絶える
当然の結果として
会社の売上も
どんどん下がっていきました
私は
必死に営業努力をしました
広告を増やし
値下げをし
キャンペーンを打った
でも
職場の空気の悪さを変えない限り
何をしても効果は薄かった
怒りは
目に見えないコストとして
会社に重くのしかかっていきました
転機──褒める力への転換
ある日
優秀な社員が
退職願を出しました

「毎日、怒られないか心配で…」
その言葉が胸に突き刺さりました
その日から
私は変わる決意をしました
翌日の朝礼で
一人の社員を褒めてみました
が…
今まで
社員さんを
ほめたことなかったから
「何か裏がある!」と警戒される始末
普通に考えれば
そうですよね笑
それでも
毎日毎日ほめ続けました
その社員の顔が
パッと明るくなり
周りの空気も和らぎました
社員同士の会話が増え
笑顔が生まれた

お客様への対応も
自然と温かくなっていった
そして数ヶ月後──
お客様が戻ってきましたー!
「最近、雰囲気が変わりましたね」
「スタッフの皆さんが笑顔で、嬉しくなります」
売上も
少しずつ回復していきました
怒りは伝染する
でも褒める力も伝染します!
空気を整えることがリーダーの仕事
校長も社長も
怒りではなく
信頼で人を動かす時代です
私の会社では
怒りをやめた後
社員の離職率が下がり
お客様満足度が上がり
売上が回復しました
怒りをぶつけるより
空気を整える
それが
本当のリーダーの力であり
ビジネスの成功法則です
空気が変われば、人が変わる。
人が変われば、お客様が変わる。
お客様が変われば、売上が変わる。
みなさんは
どんな空気の職場で働きたいですか?
そして
みなさんの会社のお客様に
どんな空気を届けたいですか?
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