
「どうせ無理です」が
口癖だった社員を変えた、ある研修の日
ネズミに
押し合いゲームをさせると
「常勝ネズミ」と
「万年負け組ネズミ」に分かれる
しかも負け組は
相手が弱いネズミに変わっても
負け続ける
これが「敗者効果」
でも面白いのは
脳の特定部位を取り除いたら
負け癖ネズミが
突然やる気を取り戻したこと
まるで
記憶がリセットされたように!
この話を知ったとき
私はある社員のことを思い出しました
「どうせ無理です」
「私にはできません」
その社員は
いつもそう言っていました
私が
「じゃあ、一緒にやってみよう」と言って
実際に一緒にやったら、できたんです!
「あれ?できちゃいました」
その時の彼の顔を
今でも覚えています
思い込みが先行すると
言い訳ばかりが出る!
できることも
できなくなる
人は
行動する前に
諦めてしまうんですね
「うちの社員は、これが限界です」
ある製造会社の社長さんが
私に相談してきました
でも私は
社長と社員さん全員で一緒に
「ほめる人財育成セミナー」を受けることを
提案しました
社長さんは
決断してくれました!
すると
何が起きたか
社長さんの
言葉が変わったんですね
「お前らダメだな」が
「よく頑張ってるな」に変わった
頑張っているところ
少しでも変化があったところを
褒めて認めるようになった
すると
社員さんたちが
変わり始めました
自分たちで考え
答えを出し行動する!
うまくいかなかったことは
全員で知恵を出し合って改善する
社長さんが
最初に言っていたこと
全部、逆になったんです
限界を作っていたのは
私でした
後日
社長さんがそう言ってくれました
実は私も同じでした
です
26歳で家業を継いだとき
私は「厳しく育てる」が
正しいと思っていました
体育会系で育ったから
「人は厳しくしないと育たない」と信じていた
毎朝
朝礼で社員を叱る
ミスを指摘する
でも
すればするほど
みんなの機嫌が悪くなっていきました
会社は常に笑顔がなく
怒り顔でイライラしながら仕事をする
お客様が
どんどん減っていった
会社の業績も落ちた
社員も辞めていった
原因は、私でした!
そこから
私は「褒めること」「認めること」を
勉強し始めました
小さな変化に目を向ける
人の話を最後まで聞く
一緒にチームとして助け合っていく
そのスタイルに変えたら
すごく良くなったんです
あの製造会社の社長さん
今でも社員さんを褒め続けています
先月お会いしたら
こう言っていました
社員さんたちの顔も
あの時とは全然違う
笑顔で
イキイキしていました
人は、変われるんです!
ネズミの負け癖も
人間の「どうせ無理」も
脳に刻まれている
でも褒めることで
上書きできる
「一緒にやろう」
この言葉が
人を変える
組織を変える
みなさんの会社に
「どうせ無理」が
口癖の社員はいませんか?
もしかしたら
その人は「一緒にやろう」と
言ってくれる人を
待っているのかもしれません
明日
誰かに「一緒にやろう」と
声をかけてみませんか?
ニックネーム | 仕事と家庭円満プロデューサー |
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住所 | 〒779-4701 徳島県三好郡東みよし町加茂1869−11 |
(有)西村自動車HP | https://kobac-higashimiyoshi-red.com |
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